ソフトボーイが、崖っぷちに立たされた。日本ハムのドラフト7位ルーキー大嶋匠捕手(22=早大ソフトボール部)が27日、韓国サムスンとのアジアSB(名護)で2試合ぶりに途中出場。6回無死一塁から代打で登場したが、見逃し三振に倒れた。首脳陣は3月3日ヤクルトとのオープン戦(札幌ドーム)を最終テストと決めている。出場4試合連続音なしで、いよいよ後がなくなった。

 左の代打としての適性を見極めるため、右投手の場面で代打が告げられた。初球を空振り、2球目はファウルと簡単に追い込まれ、最後は4球目の外角低め直球に手が出なかった。「自信を持って見送ったんですが。2ストライクだったので(ストライクゾーンを)広げないと」。この日に限れば代打としては不合格に終わり、肩を落とした。

 栗山監督は厳しい言葉を発した。「そこ(3月3日)までは引っぱろうと思っているが、他の選手も戦場で勝負している。こっちは、チームが勝つためにやっている」。1軍生き残りへ、残された実戦はラスト1試合。抱えていた疲労性の腰痛については「全然大丈夫です」と話した。注目ルーキーが、本拠地デビューで勝負の時を迎える。【木下大輔】