<オープン戦:広島4-4巨人>◇7日◇倉敷

 広島は7人をつぎ込んだ投手陣が、15四死球を与える乱調だった。先発福井が1回に3四球を与えるなど、3回で6四球。負の連鎖が止まらず、無四死球で終えたのは大島ただ1人だった。9回には中崎が2球で危険球退場となり、緊急登板の岩見も2四球を与えた。野村謙二郎監督(45)は「試合にならん。なんで、ストライクが入らないか分からん」と怒りが収まらなかった。