セ・リーグは8日、都内のホテルで臨時理事会を開き、予告先発制を今季の開幕戦から導入することを決めた。

 和田阪神が予告先発を「追い風」にする。遠征先の福岡市内で和田豊監督(49)は「部門によって、プラスとマイナスがある。プラスの方向にもっていかないと。打つ方に関しては、分かった方がいいに決まっている」と話した。

 理論派の指揮官は、開幕までの研究課題とした。客観的に見れば、実績のある打者が多い阪神は優位に運べる可能性がある。特に一塁のポジションを争う城島とブラゼルは、投手の左右や相性など状況に応じて、的確に起用できるはずだ。

 和田監督は「そんな簡単なものじゃない。同じ右対右でも合う、合わないがある。ウチだけ有利とかはない」と楽観視はしないが、打撃コーチ時代から相手投手の分析には定評がある。事前に先発投手が分かることで、最強オーダーを組める確率は高まった。

 左翼を守る金本は右肩の配慮が必要。ブラゼルと城島の3人をいかに起用していくかが注目点のひとつだった。戦う前から大きな判断材料を得て、和田阪神が開幕ダッシュにチャレンジする。【田口真一郎】