<巨人VS朝日新聞騒動メモ>
▼巨人は15日午前0時半ごろ「朝日新聞の取材に対する反論」と題する内容の文書を報道各社に送付。
▼朝日はその数十分後、デジタル版で「巨人、6選手に契約金36億円」の見出しで記事を掲載。巨人が97~04年に6人の新人選手と、契約金の「最高標準額」として球界で申し合わせた1億円プラス出来高5000万円を超える契約を結んでいたと実名、金額入りで報じた。「阿部の10億円」をはじめ高橋由、上原、二岡、内海、野間口の総額は36億円で、約27億円の超過があったと指摘した。
▼朝日は同日付朝刊1面トップ記事として、社会面でも大々的に取り上げた。巨人の親会社である読売新聞も、朝刊で巨人の反論を大きく掲載。
▼巨人は同日午後、朝日に抗議文書を送付したことを発表。最高標準額が目安であり、上限ではないことを主張し、名誉を傷つけた球団や選手への謝罪を求め、法的措置も辞さずの内容だった。同日夕方に巨人桃井球団社長が会見し「違反はなかった」と抗議文を補足説明。社会人時代の野間口に小遣いとして200万円を渡したことを公表し、朝日に流出した極秘内部資料を問題視した。
▼朝日は巨人から抗議文を受け取り、あらためて記事の正当性を主張。16日付朝刊では、巨人が二岡の所属した大学監督に業務委託金2000万円を将来支払う覚書があったなどと続報を掲載。全国紙トップの新聞社同士が紙面で応酬する異例の全面対決となった。
◆朝日新聞が15日付の1面などで報じた内容
巨人が球界で申し合わせた「最高標準額」の1億円プラス出来高払い5000万円を上回る契約を97~04年に6選手と結んでいた、と複数の関係者証言と巨人の内部資料をもとに報じた。6選手は、97年1位の高橋由伸(6億5000万円)、00年1位の阿部慎之助(10億円)、98年1位で大リーグに移籍した上原浩治(5億円)、日本ハムに移籍した98年2位の二岡智宏(5億円)、03年自由枠の内海哲也(2億5000万円)、04年自由枠の野間口貴彦(7億円)。計36億円のうち計27億円が最高標準額を超過する内容だった。




