最下位脱出や!

 阪神和田豊監督(49)が開幕に向け、「追い込み」をかけることを宣言した。前日16日にロッテに逆転負けを喫し、4連敗で単独最下位に転落した。オープン戦とはいえ、居心地の良くない場所からの脱出を図る考えだ。

 和田監督

 勝ち負けをどうこう言うことはないが、もう1回、仕切り直しで。あと7ゲームで何かをつかんで、選手には個人的に上げていってほしい。チームとしても、勝ちにこだわる時期に入っている。

 メジャー2球団との対戦をのぞけば、オープン戦は残り5試合。刻一刻と開幕は近づいてくる。17日のヤクルト戦(神宮)を雨天中止で流したのは、指揮官にとっては残念だった。

 和田監督

 やりたかったね。投手のこともそう。勝ててないので、選手も気分的にも、雰囲気的なこともある。

 12試合で3勝8敗1分け。調整途上ではあるが、負けが込めば、ナインの気持ちも上がってこない。ここ数試合は城島や鳥谷ら4番を日替わりで代えるなど、新打線のバリエーションをテストしてきた。試行錯誤の段階もそろそろ終盤。選手同様に、監督自らも勝利にむけた采配を意識していくことになる。

 この日は主力も若手も帯同メンバー全員が練習に取り組んだ。雨天中止時の全体練習としては、異例とも言える3時間に及ぶ打ち込みだ。和田監督は「そういう時間があるのはね。遠征に出ると、時間がなくなる。打ち込めたのはよかったかな」と振り返る。オープン戦は打ちすぎても、勝ち過ぎても逆に不安が残ることはある。和田阪神はここから浮上の曲線を描く。【田口真一郎】