背中の張りを訴えている楽天田中将大投手(23)は、今日20日にキャッチボールを行い、開幕投手を含めた今後の動向を判断することになった。19日、千葉県内の病院でエックス線検査を行い、異常なしと診断された。精密検査は行わず、右の背筋に炎症を起こしていることが分かった。田中は18日のオリックスとの練習試合(静岡)で先発し、1回終了後に背中の張りを訴えて緊急降板していた。
田中の検査に同行した熊原コンディショニングディレクターは、状態について「(背筋という)場所が場所なので、動きを確認してみないと、何とも言えない」と説明した。今日20日のDeNA戦(横浜)の試合前練習は別メニューで行い、投球動作で患部にどれほどの影響が出るかをチェックする。夕方、横浜市内のチーム宿舎に戻った田中は無言だったが、外出時には時折明るい表情も見せた。同ディレクターは「昨日より痛みは落ちているのでひと安心。いい傾向かなと思う」。今後の治療については超音波やマッサージなどで炎症を取り除いていくという。
田中を開幕投手に指名していた星野監督は、診察の結果で状態が良かった場合に、開幕はいけるか問われ「点点点(…)だな」と、沈黙を表す言葉で慎重な姿勢を表現した。その後、田中の状態について報告を受け「明日投げてみる、そういう気持ちがあると聞いたよ。あとは本人の感覚の問題だから」と話した。30日の開幕戦まで残り10日間と時間はない。今日以降の投球練習で状態を見定め、最終的な結論を下すこととなる。【斎藤庸裕】



