右背筋に炎症を起こしている楽天田中将大投手(23)が、開幕戦登板を首脳陣に直訴した。20日、DeNAとのオープン戦(横浜)の試合前練習でキャッチボールを行った。その後、佐藤投手コーチに状態を報告。同コーチは「思ったほどひどくない。(開幕は)やると言ってたよ。それに合わせて調整したいと言っていた」と明かした。
18日の練習試合オリックス戦で背中の張りを訴えて1回降板。開幕投手に黄信号がともった。だがこの日キャッチボールを行い、徐々に距離を伸ばし約60メートルまで到達。1度投球を終え、熊原コンディショニングディレクターと相談後に再び投球を始めるなど、125球を投げ込んだ。痛みについては「すぐには変わりませんよ」としたが「普通に投げられました」と、開幕戦に合わせられる感触を得た様子だ。
星野監督も「大丈夫みたい。開幕投げると言ってたよ」と明るい表情を見せた。先発予定だった23日からの中日3連戦について、同コーチは「投げさせない」と話し、開幕はぶっつけ本番となる。同コーチは「ブルペンが完璧であればやれるとは思う。あとは本人がどういう気持ちか」と、田中に一任する考えを示した。
明るい話題も後押しする。この日、婚約者のタレント里田まいが午前中に仙台市内で婚姻届を提出。田中は「あらためて身が引き締まる思いです。しっかり準備を整えて、いいシーズンにしたい」と心を新たにした。本拠地初開幕、初の開幕投手へ強い気持ちを持って挑む。【斎藤庸裕】



