<オープン戦:ロッテ1-3日本ハム>◇24日◇QVCマリン

 頼れる4番の一打で、試合をひっくり返した。日本ハム中田翔内野手(22)が1点を追う7回、ロッテ唐川にカウント1ボール2ストライクと追い込まれながら、右前打を放ってチャンスメーク。逆転劇の起点となった。「追い込まれていたので、ああいう形(右方向)で打つしかなかった。打線がつながっているので充実感はあります」。チームの白星に直結したことで、手応えを口にした。

 6回までチームでわずか1安打。快調にアウトを重ねていた同期生右腕のリズムを、狂わせた。自身も通算18打数3安打と打ちあぐねている相手だが、この安打をきっかけに、小谷野、陽の連打のあと、中島にも中前適時打が飛び出した。主砲の一打が、確実に試合の流れを変えた。

 オープン戦は今日25日のロッテ戦(QVCマリン)が最終戦。打率3割6分5厘と、高打率をキープしたまま公式戦に突入することになる。「もうやり残したことはない。早く始まってほしい。この状態を維持できればいい」。暴れる準備は、すでにできている。【本間翼】