<広島4-1楽天>◇17日◇マツダスタジアム
ごっつぁんで~す。決まり手は、押し出し~。広島に6日ぶりの白星が転がり込んだ。1点を追う2回、ニック、丸の連打で無死一、二塁のチャンス。続く堂林翔太内野手(20)は2度バントを失敗した直後に、頭部死球が当たった。これで、楽天先発のヒメネスも危険球退場となり、2番手加藤が緊急登板。制球の定まらない右腕から松山竜平外野手(26)が押し出し死球を受け同点、続く倉義和捕手(36)も押し出し四球を選んだ。立ってるだけで、逆転に成功した。
土俵際から、巻き返した。先発斉藤は1回に5四死球を与える大乱調。こちらも押し出し四球で1点を失っていた。それでも、相手のバント失敗などに助けられ、最少失点。2回以降は、別人のように立ち直り、5回2/3を2安打1失点。10年9月20日横浜戦(横浜)以来、2年ぶりの勝利を手にし「試合になってよかった。もっと良い内容で勝ちたかった」と苦笑いだ。
野村監督も「(押し出し四球は)一番やっちゃいけないこと。1回で代えようと思ったけど、ああいうこともあるんだね」と、複雑な心境だった。それでも、前日16日に11回で1安打に抑えられた雪辱を果たしたのは事実。ごっちゃん星を巻き返しのきっかけにする。【鎌田真一郎】



