<ソフトバンク6-3広島>◇23日◇福岡ヤフードーム

 通算2000安打まで残り1本のソフトバンク小久保裕紀内野手(40)が、出場登録を抹消される可能性が出てきた。王手をかけた広島2回戦(福岡ヤフードーム)は腰痛を押して強行出場するも、今季2度目の3三振を喫し無安打。腰痛は開幕から断続的に出ており、22日の同戦前から悪化した。小久保は「これ(記録)がなかったら間違いなく出ていない。あと1本。出んわけにいかん。強行突破しました」と話した。

 試合前のフリー打撃を途中でやめ、シートノックも回避。鎮痛剤を服用して強行出場した。「(薬は)効いていたよ、2打席目までは。日常生活でもこんなんでよく出た。いや~しんどい。神様は最後の最後まで試練を与えてくれます」。試合後は前傾姿勢で歩き、しわを寄せた眉間に冷や汗を浮かべ車に乗り込んだ。

 首脳陣は慎重な姿勢だ。王会長は「しんどそうだ。責任感があるだろう。これだけ期待されている中、お客さんもたくさん来てくれているから」。秋山監督は「今日はいったけれど。1日、状態を見て。ここまで来たら焦る必要はない。いい状態で打席に立ってもらいたい」と話しており、今後は治療を優先して休養、もしくは出場選手登録を抹消する可能性もある。偉業目前で小久保が試練に直面した。