関本を見習え!
阪神和田豊監督(49)は逆襲の武器に「目」を挙げた。前夜は12四死球を選んだことが連敗脱出の大きな要因だった。特に7番関本賢太郎内野手(33)は4打席連続四球。「セキがつないでくれたが、ああいうものを見て、選手がどう感じたかが大事だ」と指揮官は振り返った。連敗中は焦りで打ち気にはやる場面が多かったが、ボールを冷静に見極めれば、勝機はやってくる。「ストライクを打つのが、基本中の基本。統一球では、選球眼が大きな武器になる」と断言した。
和田監督にとっても23日オリックス戦は原点回帰の試合になった。開幕当初の1番平野-3番鳥谷のオーダーに戻し、攻撃に動きを出した。
「悪いときは基本に帰る。バッティングだけじゃなく、人生でも同じことが言える。1歩下がって見つめ直したほうが早い。先を急ぐと深みにハマる」。苦境で「急がば回れ」を実践するのも悪くない。指揮官はしみじみと話した。
チームが低迷している間に、ライバル巨人は9連勝で本来の力を発揮し始めた。「それぐらいの力はあるだろうが、指をくわえて見ているわけにはいかない」。交流戦初勝利を手に、宿敵追走に目をぎらつかせる。【田口真一郎】



