<中日4-4オリックス>◇5月31日◇ナゴヤドーム
オリックス岡田彰布監督(54)が組んだ新中軸も、白星を呼べなかった。昨年限りで中日を戦力外になった中村一生外野手(30)を古巣相手の試合に3番中堅で先発起用。プロ初の3番を任された中村は3回に同点犠飛、5回は勝ち越し打と期待に応えた。
「モチベーションは上がっていました。川井(雄太)は同期入団ですし」。04年ドラフト7巡目の中村は戦力外の憂き目を乗り越え、復活。同4巡目の先発雄太に、健在ぶりを証明した。だがバッテリーが中日の反撃に耐えきれず、9回1死満塁機も山崎浩、代打後藤が凡退。負けに等しいドローに終わった。
「いつも(相手の)3巡目よ。100球越えたらインコースにも力がなくなってくる。もっと考えんと。ピッチャーだけの責任とちゃう。9回も最後に意地見せるかと思うたけど、見せんかったな」。中盤を封じきれないバッテリー、復調気配がまだ見えない後藤への苦言で、岡田監督の会見は終わった。【堀まどか】
◆中村一生(なかむら・いっせい)1982年(昭57)4月2日、東京都生まれ。東海大浦安(千葉)では00年夏の甲子園で準優勝。国際武道大を経て04年ドラフト7巡目で中日入団。昨年中日を戦力外になり、オリックス入団。186センチ、85キロ。右投げ右打ち。



