<オリックス7-2巨人>◇2日◇京セラドーム大阪

 オリックス李大浩内野手(29)が、来日初の4安打でG倒を導いた。初回1死一、三塁で沢村の外角高めの145キロ直球を右前に先制打。5月27日DeNA戦からの5試合連続打点で一気に加速。沢村から3安打し、7回の4打席目は3番手福田からダメ押しの2点二塁打を放った。これでリーグ1位の10本塁打に続いて、打点もトップと2差の「32」で同2位。打率も3割目前と上昇中だ。

 「非常に調子がいい。球種とタイミングがあえば、ストライクでなくても打てる。(沢村が)どんなにコンディションが良くても、自分の方がコンディションがいい」

 この日は84年に3冠王に輝いたOBのブーマー氏が来場。李大浩に対して「どこの国でも3冠王を2度以上とる選手というのは、打撃が一定のレベルを超えているもの。今年もやってくれるだろうと思うし、活躍してもらわないといけない選手です」と話していた。

 194センチの李大浩は、200センチのブーマー氏に「自分よりもっとデカい野球選手がいて、びっくりした」と笑顔。これで80年代阪急復刻ユニホームは3戦3勝。「ブーマーさんが3冠王をとったユニホームでサヨナラも打ったし、今日もヒーローになった。伝統がある。もとのものに戻っても活躍したい」と誓った。

 岡田監督も、絶好調の4番に「練習でもものすごくいい。後ろをある程度、カバーしないと」と5番以降の奮起に期待した。韓国の3冠王が別格の存在感を発揮し始めた。【益田一弘】