3連敗は自分のバットで阻止する。不調の中日森野将彦内野手(33)が4日、休日返上で打ち込んだ。西武ドームで行われた若手主体の指名練習。不振の大島や堂上兄弟らに交じり、黙々とバットを振った。志願参加は今季初めてだった。
「今日は最初から体を動かすつもりできました」。右脇腹の肉離れから再起し、交流戦初戦から復帰したが、14試合で打率2割1分8厘、2打点。5月30日のオリックス戦では人生初のサヨナラ弾も打ったが、以降3試合ノーヒットと再降下した。まったくいいところがなかったロッテ戦の連敗直後。懸命に出口を探した。
「あれだけ打てんと休むわけにもいかんでしょ。タイミングが合っとらんから」。見守った高木監督も復活を待ちわびた。故障からの復帰は「2週間早かった」と本人も驚くスピード回復。だが再発の危険も隣り合わせだった。森野は打撃への影響を否定するが、迫力ある打球は飛んでいない。この日は入念なティー打撃でフォームチェック。井上打撃コーチの指導も受け、右足の上げ方などタイミングの修正に取り組んだ。
「確認だけですよ」。手応えはつかんだようだ。だが多くを語らず、厳しい表情でバスに乗り込んだ。我慢して3番で任せてくれる指揮官に、今度こそ結果で応えたい。5日からの西武戦。森野が打てば連敗も止まるはずだ。【松井清員】



