<日本ハム2-1広島>◇6日◇札幌ドーム

 広島野村祐輔投手(22=明大)が、6日日本ハム戦(札幌ドーム)で体調不良を訴えマウンドを降りた。1回に1点を失ったが、2回以降は無安打投球。だが、快投の裏で、アクシデントがルーキーを襲い7回を97球で降板した。野村謙二郎監督(45)は「何もなかったら代えないでしょ。もう1イニングと思っていたけどアクシデントがね。本人から言ってきたので、よっぽどのことなんだと。次の登板に影響がなければいいけど」と説明した。

 野村は「何でもないです。力がなかったです」と1度は故障を否定したが、「疲れがたまった。(違和感は)5、6回からです」と振り返った。具体的な症状は不明。全11試合でクオリティースタート(6回自責3点以下)と開幕以来安定した投球を見せてきたが、5月に入ってからは「疲れはありますよ」と疲労の蓄積を感じていた。ここ3試合は中5日の登板でフル回転していた。