<日本ハム2-1広島>◇6日◇札幌ドーム
チームを、斎藤を救った一打で、リーグのトップに躍り出た。日本ハム田中賢介内野手(31)が同点の8回2死一、三塁の好機に、右前へ決勝打を放った。打率3割3分3厘は、チームメートの稲葉を抜いてリーグ1位に浮上。「詰まったけど(飛んだ)方向が良かった。これからもチームプレーに徹しながら、自分の立てた目標(3割9分)に向かって頑張るだけ」。視線はさらに上を向いていた。
汚名返上の一打だった。1回に二ゴロを一塁へ悪送球し、それが失点につながった。「しょうもないエラーをして点が入った。取り返す場面をもらった」。打球が一、二塁間を抜けると、右拳でガッツポーズをつくった。
今季はキャプテンとしてもチームを引っ張る。「負けを引きずらず、連敗せずに勝てた。それは優勝するチームの条件」。前夜の大敗を、自らのバットでリセットした。サヨナラ打も今季はすでに2本。ここ一番での勝負強さは、際立っている。



