ダルビッシュ詣でや!

 オリックスのドラフト1位吉田一将投手(24=JR東日本)がレンジャーズ・ダルビッシュのボディーを手に入れる。

 191センチ、92キロの長身右腕も青森山田入学時は185センチ、70キロの細身だった。毎日ツナ缶をおかずにご飯を大量に食べ、約2カ月で10キロ増。日大でもプロテインをとりトレーニングを重ねて体をつくった。プロで戦い抜くため、さらに95キロに増量したいという。

 手本となるのが196センチ、100キロの体格を誇るダルビッシュだ。投球スタイルこそ「参考にするのは難しい」という吉田一も「プロで体が大きくなった方。一流投手の体つくりは参考になります」と興味津々。神戸・三宮には記念館「スペース11

 ダルビッシュ・ミュージアム」があり、精巧な等身大人形も飾られている。ご本人とは距離があっても、間近で“ダル・ボディー”をチェックできるだけに「機会があれば」と訪問に乗り気だ。ダル詣でで刺激を受け、体を大きくする。【高垣誠】

 ◆ダルビッシュ記念館

 正式名は「スペース11

 ダルビッシュ・ミュージアム」。昨年11月11日にオープンした。ダルビッシュの幼少時代からレンジャーズまでの実績を紹介する年代別ブースや記念品などを展示。等身大の人形や、ダルビッシュと対戦できるバーチャルゲームもある。入館料は大人1000円、中高生600円、小学生300円。所在地は神戸市中央区山本通1の7の16

 ダルビッシュコート3階。