FAの人的補償で巨人から広島に移籍した一岡竜司投手(23)が、広島→巨人にFA移籍し、自身がチームを移るきっかけとなった巨人大竹寛投手(30)と会食していたことが15日、明らかになった。

 まさかの?

 コラボを演出したのは巨人豊田2軍投手コーチだ。広島での選手経験がある同コーチが、昨年12月26日、都内で東京出身の広島河内と会食。そこに大竹も同席。さらに同コーチはサプライズで、巨人の2軍で指導していた一岡を呼んだという。

 一岡が最初に初対面のあいさつをした際、大竹は“意味合い”に気づかなかったという。だが話が進むうちに理解し「ごめんな」と謝罪。これに一岡は「マイナスな受け止め方はしていません。チャンスをもらったと思っています」と返答。一気に打ち解けたという。

 河内によって会食を明かされた一岡は照れながら「話ができてよかった。連絡先も交換したし、大竹さんと同じように自分も1軍で頑張りたい」と話した。