巨人が来季の新外国人として、レンジャーズのマイルス・ミコラス投手(26)とアーロン・ポレダ投手(28)を有力候補にリストアップしていることが11日、分かった。ミコラスは右投げ、ポレダは左投げで、ともに身長190センチ台から投げ下ろす強いボールが持ち味。外国人選手の獲得調査リストの中に入っており、健康上の問題がなければ、両投手とも契約に至る可能性が非常に高い。

 2人には共通項が多い。今季はレ軍で2勝ずつをマーク。ミコラスは先発が中心で10試合、ポレダは主にブルペンで26試合に登板した。外国人投手が日本球界で成功するための必須条件である、ボールの角度と強度を兼ね備えている。同一チームである上に年齢も近く、新天地にもスムーズに順応できる利点がある。投手層の強化は普遍の補強ポイント。着々と来季への布陣を整えていく。