＜東京６大学・社会人対抗戦：セガサミー３－２慶大＞◇２日目◇８日◇神宮

　慶大のルーキー横尾俊建内野手（１年＝日大三）が代打で登場し、適時打で「神宮デビュー」を飾った。セガサミー戦の７回１死一、三塁で登場すると、ドラフト候補の大山暁史投手（２３＝亜大）から右前打を放った。

　昨夏甲子園のヒーローが神宮をわかせた。横尾は初球からフルスイングし、１ボール２ストライクからの４球目は右翼ポール際への大ファウル。５球目を詰まりながらも右前へ落とし、大学での神宮デビューを適時打で飾った。「西東京もここ（神宮）を使いますが、大学初でうれしい気持ちです。ファウルは惜しかった。木（のバット）でああいう打球が打てて自信になります」と初々しく語った。江藤監督は「ストライクを積極的に振る」と評価した。