東京6大学リーグの東大が、連敗脱出へ最新型マシンを導入した。10日、都内の同大グラウンドで練習を行った。フリー打撃では速球マシンを使い、150キロ近い直球や高速スライダーを打ち込んだ。浜田一志監督(49)は「1カ月ぐらい前に導入したもの。速い球に目を慣れさせるのはもちろん、ツーシームなど球種はほぼ対応できる」と話した。

 10年秋から勝利がなく、現在66連敗中。12日からの開幕カードではドラフト1位候補の明大・山崎福也投手(4年=日大三)との対戦が予想されるが「打撃は去年よりはるかにいい。連敗阻止をできるチームになっていると思う」と自信を見せた。ちなみにマシンの値段は「車1台買えそうなぐらいかな」という。