優勝候補の一角のベネズエラが、意外にもコールド負けを喫した。

 メジャーの主力がそろう強力打線は3安打無得点と沈黙し、投手陣も踏ん張れなかった。

 初めてWBCで指揮を執るビスケル監督は「接戦を予想していた。とにかく打ちたかったが、それができなかった」と残念そうに語る。

 11日のイタリア戦に向け「まさに生きるか死ぬかだ。とにかく攻めるだけだ」と選手たちの奮起を願っていた。