長谷川、移籍初戦の防衛戦へ調整順調

 WBC世界バンタム級王者の長谷川穂積(27=真正)が4日、神戸市内の所属ジムで練習を公開した。10日のダブル世界戦(大阪府立体育会館)での同級1位シモーネ・マルドロット(29=イタリア)との5度目の防衛戦に向け、山下会長と1回のスパーリング。世界戦前の合計ラウンドは140回に達した。

 長谷川は体重リミットの53・5キロまで残り1キロに迫った。「減量は今までで1番苦労している」と現在は疲労のピーク。それでもスパーリングの動きは軽快で、順調な調整ぶりをアピールした。「やることはやってきた。いい環境でチーム一丸となって練習できた」とジム移籍初戦での王座防衛を誓った。

 ダブル世界戦にはWBA世界同級4位の池原信遂(31=大阪帝拳)も出場。同級王者ウラジミール・シドレンコ(31=ウクライナ)を相手に世界初挑戦する。[2008年1月4日16時8分]関連情報バトルの日刊!携帯サイト「ニッカン★バトル」だけの特別企画も満載!興毅&大毅・亀田特集元ロッテ4番のK-1ファイター立川隆史が緊急参戦!内藤大助特集はこちら