総合格闘家の石井慧(28)が8月31日、都内で会見し昨年大みそかの大会でミルコ・クロコップに敗れて以来、戦法の見直しに取り組んでいることを明かした。

 ミルコ戦は打撃戦に応じ、完敗したことから、まず相手を倒し、そのまま絞め技や関節技で仕留める練習を積んできた。8月29日のIGF4ではペンを倒し、そのまま裸絞めで仕留めた。「ミルコ戦の後、倒した後に確実に決めきれる強さを持たなきゃいけないと父と話し合った」という。オランダではともに練習するゲガール・ムサシから「1Rで決めきる精神の持ち方などをアドバイスされた」という。来週にもオランダへ渡り練習を再開。10月か11月にM-1グローバルの大会出場を目指すという。