新日本マットで大事件だ。プロレスリング・ノアのユニット「グッド・ルッキング・ガイズ(GLG)」を率いるジェイク・リーが、内藤哲也対ドリラ・モロニー戦の途中でリングに乱入。リング内外で2度FBS(全速力で走り込み、振り上げた右足を顔面にたたき込む串刺し式ビッグ・ブーツ)を決めるなど内藤を徹底的に痛めつけた。

この試合はロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(=LIJ、内藤哲也、鷹木信悟、辻陽太、高橋ヒロム、BUSHI)と、BC WAR DOGS(デビッド・フィンレー、ゲイブ・キッド、クラーク・コナーズ、ドリラ・モロニー、外道)によるシングル5番勝負のうちの1試合。ジェイクは内藤をいたぶるだけいたぶってリングを去って行った。

結局、試合はモロニーがドリラ・キラー(カナディアン式パイルドライバー)で内藤に勝利。続く5番勝負最終戦もフィンレーが高橋ヒロムに勝った。ジェイクの力も借りたWAR DOGSはキッドがBUSHIに勝利した試合も含め、3勝2敗でLIJに勝ち越した。

ジェイクとWAR DOGSは緊急合体で、完全な移籍ではなさそうだが、リーダーのフィンレーは、ジェイクを27日広島大会でのイリミネーションマッチに投入することを示唆した。