ボクシングの日本バンタム級王者大森将平(22=ウォズ)が3日、京都市内のジムで8回の公開スパーリングを行った。

 16日の初防衛戦(島津アリーナ京都)で世界戦の経験がある、同級6位向井寛史(29=六島)を迎え撃つ。フィリピン人パートナーに得意の左ストレートで痛烈なダウンを奪うなど、好調をアピール。大森は「今のところはコンディションもメンタル面も順調。試合の日が近づくにつれて、自信が増している」ときっぱり言った。

 大森は、WBC同級5位にランクされる実力派サウスポーで、目標の世界挑戦を実現させるために、試合の内容も結果も求める。

 当日は、同門で日本ライト級王者徳永幸大(26)が、同級1位鈴木悠平(25=真正)を迎え撃つ初防衛戦も組まれており「ダブル日本タイトルマッチ」になる。