プロボクシングの協栄ジムは7日、東洋太平洋女子スーパーバンタム級王者・高野人母美(28)が、11月11日に東京・後楽園ホールでWBO女子世界スーパーフライ級王者ダニエラ・ベルムデス(26=アルゼンチン)に挑戦すると発表した。都内のジムで会見した高野は「どこまでいけるか、自分にとって最大のチャンス。メンタルも強化して試合に臨みたい」と意気込みを語った。

 当初は東洋太平洋王座の防衛戦を計画していたが、金平桂一郎会長が「彼女の可能性を感じた」と世界挑戦を決断。同会長は「あと2カ月でどれだけ上積みできるかが重要。女子ボクシング界を盛り上げるパイオニアとして必ず結果を出して欲しい」と話した。