UFCのホワイト社長は17日、オーストラリアでのUFC193大会を前に、今年中の現役復帰を表明したエメリヤーエンコ・ヒョードル(38=ウクライナ)との契約問題がうまくいかないことにいらだちをみせた。

 記者会見で「あなたがたに話すことは何もない。彼がここにいたら話しているよ。彼についてはずっと長い間ミステリアスだ。明らかに彼とは話し合いをした。だが、彼が何をしているのか、今、彼に何のプランがあるのか知るよしもない」と不快感をあらわにした。同じ総合格闘技団体ベラトールの代表もヒョードル獲得には消極的な発言をしている。(デーブ・レイブル通信員)