第3回王道トーナメントは秋山準(45)が、決勝で3冠ヘビー級王者曙を下し初優勝した。試合では、巨体に圧倒されながら、首を絞めあげて形勢逆転。最後は、サポーターを外したヒザを5連発で曙の顔面にたたき込み、ランニングニーでとどめを刺した。

 表彰式後にリング上で「今日でボクの45歳の闘志は終わりました。次は46歳で初めての闘志を3冠戦で見せたい」と11月1日の青森・弘前大会で、曙の3冠王座に挑戦することを宣言した。10月9日で46歳になる秋山は「46歳で三沢さんが亡くなった。今年、オレは46歳になるんで、びびっていた部分もあった。でも、自分の恐怖は自分で払わないといけない。良い試合して、恐怖を払って、ベルトを取って、もう1度全日本を盛り上げたい」と話した。