IWGPヘビー級選手権は王者オカダ・カズチカ(27)が挑戦者AJスタイルズを破り、初防衛に成功した。試合は序盤から、相手の先の先を読みながら戦う、高度な消耗戦となった。そんな中、オカダはコーナーから、リング中央付近にいるAJに長距離ドロップキック。さらに、スタイルズクラッシュをフランケンシュタイナーでかわすなど、随所に想定外の飛び技や返し技を見せ、外国人NO・1の実力者を上回った。最後は、レインメーカー3連発で、30分15秒の激闘に終止符を打った。

 オカダは「棚橋さんとの試合は、正直まだぴんと来ない。東京ドームで3回目だけど、東京ドームだけはいい思い出がないので、いい思い出にしたい。レベルの違いをしっかり見せて勝ちたい」と話していた。