プロボクシングのWBA世界スーパーフライ級王者河野公平(35=ワタナベ)が、3月にマカオで同級11位レックス・チョー(中国)と3度目の防衛戦を行う可能性が浮上した。13日、所属先の渡辺均会長が「上海でという話もあるが、決まる可能性は高いと思う」と状況を説明した。

 河野は昨年10月に米シカゴで亀田興毅に判定勝ちし、V2に成功。かねて香港出身の人気選手チョーとのマカオでの防衛戦に意欲を示しており、「自分もやるつもりで準備している。体重も作っている」と決意を語った。昨年12月14日から23日には、パナマで開催されたWBAの年次総会に新婚旅行を兼ねて出席。「十分休んだし、リラックスできた。次は自分だという気持ち」と力を込めた。既に実戦的なトレーニングも再開しているという。

 大みそかに防衛戦を行った、同門のWBAスーパーフェザー級スーパー王者内山高志、同ライトフライ級王者田口良一は本格的なジムワークを再開した。