プロボクシングの帝拳ジムは19日、WBC世界バンタム級王者・山中慎介(33=帝拳)が3月4日に島津アリーナ京都で、同級3位で前WBA世界スーパーフライ級王者のリボリオ・ソリス(ベネズエラ)と10度目の防衛戦を行うと発表した。WBC世界ライトフライ級王者・木村悠(32=帝拳)の初防衛戦とのダブル世界戦となる。

 都内のホテルで会見した山中は「前回の防衛戦は競った試合になったので、今回はKOですっきり終わらせたい。京都は自分が高校時代にボクシングを始めた原点の場所。圧倒的に勝つことを目標にやっていきたい」と抱負を語った。

 11月に王座を奪取した木村は、同級6位ガニガン・ロペス(メキシコ)を迎え撃つ。「ライトフライ級は自分のほかにも2人の日本人世界王者がいる。その選手たちにも負けない試合をしてアピールしたい」と話した。