新日本、ノアで活躍した元WWE世界ヘビー級王者ダニエル・ブライアン(34=米国)が8日(日本時間9日)、ツイッターで脳振とうからの回復が見込めないため現役引退すると発表した。

 同日夜にシアトルでのWWEロー大会に登場し「18歳からプロレスを始め、数々の脳振とうを起こしてきた。1週間前の検査で思ったより悪かった。16年間好きなことができたが、引退は悲しい」と話した。

 ブライアンは99年にデビューし、02年には新日本のロサンゼルス道場でWWE入りする中邑と苦楽をともにした。02年に新日本、06年にノアに来日。09年WWE入りすると、タイトルを総ナメ。技巧派のトップスターとして君臨した。