プロボクシングのWBC世界バンタム級王者山中慎介(33)、前WBC世界スーパーフェザー級王者三浦隆司(32)、WBC世界ライト級王者ホルヘ・リナレス(30=いずれも帝拳)が27日、走り込み合宿を行う沖縄に向け、羽田空港から出発した。

 9月中旬に11度目の防衛戦が予定されている山中は「しんどいキャンプになると思うが、一緒にいくメンバーと良い意味で競い合えれば」と話した。

 リナレスは9月24日に、英マンチェスターでWBA同級王者アンソニー・クローラ(英国)と統一戦を行うことが決まっている。ビッグマッチに向け「決まって本当に良かった。こんなチャンスはなかなかこない。キャンプから戻ったらスパーリングをやりたい」。王座返り咲きを目指す三浦は「先のことは分からないが、今のうちにしっかり足腰を鍛えて、もっと強くなりたい」と意気込みを語った。現地では元世界2階級制覇王者・長谷川穂積(35=真正)も合流する。