初出場のケニー・オメガ(32=カナダ)が、外国人レスラーとして初めてG1クライマックスで優勝を飾った。

 Bブロック1位のオメガは、Aブロックを逆転で制した後藤洋央紀とメインで対戦。ストリートファイト対ストロングスタイルのごつごつした戦いを演じ、26分49秒、変形の垂直落下式みちのくドライバー「片翼の天使」で試合を決めた。オメガは「自分は新日本のマットで勝つことを夢見て14年間トレーニングを続けてきた。夢がかなった。新日本のマットで自分がNO・1になった」と喜びをかみしめた。オメガは来年1月4日東京ドーム大会でのIWGPヘビー級王座挑戦権利証を手に入れた。