元新日本プロレスの中邑真輔(36)が20日(日本時間21日)に米ニューヨーク州ブルックリンで開催されたWWE傘下のNXTテークオーバー大会で、WWE入団後初のタイトルを手にした。

 中邑はメインでサモア・ジョーの持つNXT王座に挑戦。一進一退の激闘から、ジョーの筋肉バスターをはね返し、最後は後頭部へのキックから必殺のキンシャサ(ボマイェ)を決め、21分14秒に勝利した。中邑は4月1日のデビュー戦から無敗のまま、NXTの頂点に駆け上がった。同じ大会でNXT女子王者のアスカも、ベイリーを倒して王座防衛に成功。NXTシングル王座は、史上初めて日本人レスラーが男女同時に王者となった。(デーブ・レイブル通信員)