ボクシングのWBC世界バンタム級王者山中慎介(33=帝拳)が7日、同級1位アンセルモ・モレノ(31=パナマ)との11度目の防衛戦(16日、エディオンアリーナ大阪)に向け、都内のジムで練習を公開した。

 2回のスパーリングやミット打ちなどで汗を流すと「夏場とは思えないほど順調に来ている。先週からグッと調子が上がってきた。あとは気を抜かずに調整するだけ」と手応えをアピール。昨年9月のV9戦で2-1の判定で競り勝ったモレノとの再戦に「良い意味で強引にいく覚悟は出来ている。しっかりと決着をつけられると思う」と話した。