ボクシングのワタナベジムは21日、12月31日に東京・大田区総合体育館でダブル世界戦を行うと発表した。前WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者内山高志(36)は4月に王座を奪われた現同級王者ジェスレル・コラレス(24=パナマ)との再戦。WBA世界ライトフライ級王者田口良一(29)は同級3位カルロス・カニサレス(23=ベネズエラ)との5度目の防衛戦に臨む。

 都内で会見した内山は「ダイレクトリマッチを組んでくださった会長、関係者の方に感謝している。前回一方的にやられているので、何としてもリベンジしたい。勝って王座に返り咲きたい」と話した。

 16戦全勝(13KO)の無敗挑戦者を迎え撃つ田口は「自分が評価されるためにも強い相手と戦いたかった。打ち合いに持っていって勝ちたい」と意気込みを語った。