ボクシングの日本スーパーライト級タイトルマッチ(11月1日、東京・後楽園ホール)の前日計量が31日、都内の日本ボクシングコミッションで行われた。王者岡田博喜(26=角海老宝石)はリミットの63・5キロ、挑戦者の同級8位細川バレンタイン(35=宮田)は63・2キロでパスした。

 6度目の防衛を目指す岡田は、2カ月前から栄養士の指導を受けて減量に取り組むなど、順調な仕上がりをアピール。「3食きっちり取りながら、良い感じで落とせた。相手に何をされても良いように練習してきた。しっかりした内容で勝ちたい」と意気込みを語った。

 細川は11年に日本同級王座、東洋太平洋同級王座に挑戦もともにTKO負け。3度目のタイトル挑戦に「相手は安定感のある最強王者。小細工して勝てる選手ではないし、ありったけの自分をぶつけるだけ」と静かに闘志を燃やした。