ボクシングの東洋太平洋ライトフライ級タイトル戦12回戦(後楽園ホール)の前日計量が7日、都内で行われ、初防衛戦を迎える王者拳四朗(24=BMB)、挑戦者の同級3位レスター・アブタン(25=フィリピン)ともに計量をパスした。

 3団体で世界ランク入りしている童顔の新鋭は、「昔は幼児体形とか言われたんですけど、やっと大人の体になってきたかな」と8つに割れた腹筋に爽やか笑顔。パンチ力アップも自信に「中盤から後半に倒せたら」とにらんだ。8月に王座奪取し、父の寺地永会長(52)と国内初の「日本&東洋太平洋2冠」獲得親子となっていた。