雪辱を期した前スーパー王者内山高志(37=ワタナベ)が2試合連続の黒星を喫した。4月に12度目の防衛を阻まれた王者ジェスレル・コラレス(25=パナマ)と対戦。戦術を守備重視に変えて、日本人最年長での王座奪還を狙ったが、1-2の判定で敗れた。

 防衛したコラレスは内山の印象について「前回の方が前に出てきた。判定は確信はなかったが勝った手応えはあった。それなりのパンチを出してきたから」と話した。再戦の可能性には「喜んでリベンジマッチを受けるよ。すべてのボクサーをリスペクトしているが誰も恐れない」と答えた。