ボクシングのIBF世界ライトフライ級王者八重樫東(34=大橋)のV3戦と、WBO世界スーパーフライ級王者井上尚弥(23=大橋)の5度目の防衛戦とのダブル世界戦(日刊スポーツ後援)が5月21日に東京・有明コロシアムで行われることが4日、都内で発表された。

 八重樫は3度目の防衛戦で、暫定王者の同級1位メリンドと統一戦となった。前回は相手決定が1カ月前。今回は昨年から対策を練ってきたが「キャリア豊富で真面目。崩しにくい。気を引き締めていく」と油断ない。前日20日に拳がWBCで王座奪取すれば同級4団体を日本人が独占することになり、大橋会長は「いろいろ展開が見えてくる」。八重樫は「まず目の前をクリアする。きれいに勝てるとは思っていない」と激闘再現で撃破を予告した。