Aブロック第3戦が行われ、飯伏幸太が石井智宏に勝って、2勝1敗の勝ち点4とした。

 ケンカファイトを得意とする石井に合わせるように、飯伏も1歩も引かずエルボー、キックで応酬。これに石井が逆水平チョップを見舞うと、会場は大歓声。最後は石井のラリアットを、ショートレンジのラリアットで返した飯伏が、ヒザ蹴りからシットダウン式ラストライドを決め、2勝目を奪った。

 飯伏は「3年前のG1と変わらずゴツゴツとした展開だったが、自分も全力でぶつかれた。2勝目で、このままいけばもしかしたら、というのを少しだけ感じることができた。(前回のG1と)気持ち的に全く違う。前回は記憶があまりなかったが、今回はすごくはっきりしている。今は自分の全開を出せているので」と笑顔で話していた。