ワールドGPヘビー級トーナメント開幕戦となる1回戦(5分3回)で、チェール・ソネン(40=米国)が判定で元UFCライトヘビー級王者クイントン“ランペイジ”ジャクソン(39=米国)を下した。

 体重差で劣る元ミドル級ファイターのソネンはパワーで押されながらも果敢に打撃戦に挑んだ。1回に両足をつかんでテークダウンに成功。2、3回にも足技でテークダウンを奪って試合の主導権を握った。最終3回に攻め込まれたものの、3-0の判定で2回戦進出を決めた。

 なお他の1回戦は、2月にマット・ミトリオン(39=米国)-ロイ・ネルソン(41=米国)、4月にエメリヤーエンコ・ヒョードル(41=ロシア)-フランク・ミア(38=米国)、5月にライアン・ベイダー(34=米国)-キング・モー(36=米国)が、それぞれ行われる予定。