K-1ライト級チャンピオン卜部功也(28)と、ゴンナパー・ウィラサクレック(25=タイ)とのタイトル戦の年内開催が18日、内定した。

 前日、さいたまスーパーアリーナで行われた「K-1 WGP 2018」(日刊スポーツ新聞社後援)の同級スーパーファイト(ノンタイトル戦)で、卜部功は黒人ファイターのブラック・ドラゴン(31=米国)に、ゴンナパーは安保瑠輝也(22)に、それぞれKO勝ちした。

 昨年2月の初代同級王座決定トーナメント1回戦、ゴンナパーが卜部功からダウンも奪って判定勝ちした因縁のある2人。昨夜は互いに勝利後のリングから、対戦を呼びかけた。こうした状況に宮田充K-1プロデューサーもこの日の試合講評で、9、11、12月の「K-1 WGP 2018」でのマッチメーク調整を明言した。

 この発言を受け、卜部功は「リベンジしたいと思っていた。どのタイミングかはK-1サイドに任せたい」。ゴンナパーは「(タイトル戦を)認めてくれてうれしい。できれば9月にやりたい。チャンスがあればKOする」と早くも闘志を燃やした。