2008年北京五輪柔道女子70キロ級銅メダリストで、元UFC女子バンタム級王者のロンダ・ラウジー(31)が真夏の祭典でロウ女子王座を獲得した。

 4月8日のレッスルマニア34大会でのWWEデビューから約4カ月でのベルト奪取となった。

 独特のアイシャドウメイクで登場し、同王者アレクサ・ブリスと対戦。試合開始から攻め立て、ロープに逃げて回避する王者を負った。逃げ腰のブリスにイラつき、リング中央で目を閉じて座り込み、誘い込んだ。背後から裸絞めを受けた直後に目を見開き、そのまま持ち上げて投げ飛ばした。

 さらに左腕をひねり上げ、最後は必殺の腕ひしぎ逆十字固めで、ギブアップを奪って圧勝。自身初のWWEタイトル獲得に、盟友ナタリアらと抱擁し、感極まった表情を浮かべた。

 これで8月31日のWWE大阪公演(エディオンアリーナ大阪)には、ラウジーが新ロウ女子王者として来日することが濃厚となった。