プロレスラーのTAKAみちのく、FUNAKIらとWWF(現WWE)でユニット「海援隊」のマネジャーとして活躍したヤマグチ・サンことウォーリー山口さん(本名・山口雄介)が10日、死去した。60歳だった。

17年末に脳梗塞を発症し、入院を続けていたという。同日、TAKAみちのくが自身のツイッターで山口さんの死去を報告し「デビュー前からいろいろお世話になっていたウォーリー山口さんが旅立った。日本では各団体でレフェリーとして活躍。英語が堪能でアメリカではマネジャーヤマグチサーンとしても助けてもらいました。心よりご冥福をお祈り申し上げます」とつづった。

東京・港区出身の山口さんはプロレス雑誌「ゴング」の編集者を経て、98~01年までWWFでTAKA、FUNAKI、ディック東郷、MEN'Sテイオーらが在籍した海援隊でマネジャーとしてリングで活躍。その大きな存在感から山口さんの死去は複数の米メディアでも報じられた。またレフェリー、マネジャー、コメンテーターとしても日本のプロレス界を支えていた。