ライガーの怒りが沸点に達した。獣神サンダー・ライガーが1週間後の10・14両国大会で戦う鈴木みのる(50)と前哨戦のタッグマッチで激突。

鈴木にリングイン時に急襲され、さらにマスクを取られそうになると激高。鈴木とパイプイスでの殴り合いとなり、それを止めるレフェリーを勢いあまって殴打。反則負けとなった。

試合後も乱闘を続けた2人はマイクでも挑発し合った。鈴木は「てめえ、いつまでそんなもん被ってんだよ。山田、山田、お前はそれでいいのか」とライガーの正体とみられる名を連呼。それを聞いたライガーはさらに怒りを燃やし襲いかかろうとするが、周囲が必死に止めた。

マイクを取ると「両国の試合は、試合じゃねえぞ。殺し合いだ、この野郎!」。取材スペースでも「何がプロレスのキングだ。キングなら試合ちゃんとせえや」と鈴木に対する怒りは収まらなかった。