大相撲の元幕内で、昨年7月に日本相撲協会から解雇処分を受けた元貴源治の貴賢神(たかけんしん、24=フリー)が15日、総合格闘技RIZINトリガー3大会(16日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ)の前日計量に臨んだ。133・45キロ。無差別級ワンマッチで対戦する関根“シュレック”秀樹(48=ボンサイブルテリア)は115・05キロだった。

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15秒程度の短いフェースオフ(にらみ合い)を終えると、貴賢神は「明日はこの頭を相手の血で真っ赤に染めたいと思います」と、自身の金色の短髪をさすった。

総合デビュー戦となる貴賢神は、14日の大会前インタビューで万全な状態をアピール。「こんなに(体が)軽いのは久々。生活が楽です。狭くて入れないと思っていたトイレが楽々入れるようになった。市販の服が着られるようになった」と笑顔。「練習でも(以前は)ガス欠になるのが早かったが、今はスタミナのもちが全然違う。動きが軽くなっていると感じる」と、懸念される体力面にも自信を見せていた。