<プロボクシング:WBC世界フライ級タイトルマッチ12回戦>◇23日◇東京・両国国技館

 王者の内藤大助(34=宮田)が11回1分11秒、同級13位の山口真吾(29=渡嘉敷)にTKO勝ちし、4度目の王座防衛を果たした。

 序盤から左ジャブと得意の変則フックで試合を優位に進めると、11回には打ち下ろし気味の右フックでダウンを奪った。さらにその後も20発近い強打を見舞ってレフェリーストップ。試合後には、応援に駆けつけた大相撲の横綱白鵬と抱き合い「皆さんの応援のおかげで頑張ることができました」と笑顔で話した。